July 10th Tuesday: ホリエモンの多動力

昨日ホリエモンの多動力を読んだ。共感することやなるほどと思うことが多く色々考えさせられたが、本の中で特に印象深い内容は完璧主義が美徳という考えを辞めて、完了主義者を目指せという内容だ。働きながら子育てをするような女性のよく見られる育児ノイローゼみたいなのはまあこういう無駄な完璧主義者ということからくるだろう。子育てはベビシッターに任せず母親がするものだとか、お弁当のおかずは冷凍食品ではなく必ず手作り料理じゃないといけないとかそういう無駄な完璧主義な女性は溜りに溜まったストレスで挙げ句の果て爆発し周囲に当たる。こういうのはとてもよく耳にする話だ。確かにずっと育児を適当にやるなんていうのは絶対ダメであると思うがかといって100%じゃなくていい。80%でも100%でも大体子供からしたら同じような結果に見える。つまり全ての仕事において100点を取らなくてはいけないという自己満足を捨てろということだ。本でも書かれて如何何事も80点まではいけたとしてもそこから100点に行くまでは急に難しくなってくる。それはどのフィールドにおいてもそうだ。学校のテストであれ育児であれ仕事であれ。ホリエモンが主張するのはその80から100に持って行くプロセスが無駄なので他のことに時間を使うべきだということ。物事は完璧ではなく完了してれば良いのだ。なぜならその時間を使って自分は今までやりたかったことや新しい分野に挑戦でき、結果的にストレスが少ない生活を送る事ができる。これを読んでから私は少し肩の荷がストンと落ちた気分だった。なぜなら社会を見ているとやはりまだ完璧主義が美徳という偏見が普通であり、飽きっぽくすぐに何か80%を達成すると他のことに興味がいってしまう私の性格はダメなものであると信じ込んでいたからである。しかしこれを機に私は自分のライフスタイルを見直すことができた。これからもっとホリエモンの本を読んでみたいと思う。